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ご案内

特定非営利活動法人
TODocネットワーク 設立趣旨書

本法人は、甲状腺に発症する悪性腫瘍の撲滅を将来の目標とする。

甲状腺癌は、他癌腫と比較して頻度が低く、比較的予後の良い癌と認識されているが、女性に多い疾患で日本国内では年間10,000人以上が発症している。原因としては、放射線被ばくが知られている。

本邦では、2011年3月11日の東日本大震災による福島原発事故による放射能漏れと汚染が発生した。そのため、福島県を中心とした被災地域では甲状腺癌発症を想定した甲状腺検診がスタートしている。

2010年以前の統計でも罹患率の増加が示されていることから、今後、自然発症と放射線被ばく両者に関わる甲状腺癌罹患率 の増加が懸念される。

甲状腺悪性腫瘍は、甲状腺分化癌(乳頭癌、濾胞癌)、低分化癌、髄様癌、未分化癌、悪性リンパ腫に分類される。その90% 以上が甲状腺分化癌で手術療法を中心に良好な治療効果が上がっている。しかし、その一部には難治・再発例が存在し術後の放射性ヨード内用療法を行ってもコントロールが困難な症例も存在している。

現時点では、放射性ヨード内用療法と甲状腺ホルモン療法(TSH抑制療法)以外の補助療法が存在しておらず、放射性ヨード内用療法については、日本では治療施設の不足から多数の患者で甲状腺分化癌術後の補助療法が完結されていないのが実情である。

昨年度から外来での放射線ヨード内用治療の用量の拡大が認められたことは吉報であるが、欧米を中心とする世界の現況と比較すると、日本における甲状腺癌に対する補助療法の遅滞は否めず、放射性ヨード内用療法の普及だけでなく、新たな補助療法の開発・普及が必要である。

一方、甲状腺分化癌は、45歳以上では予後が不良であることが示されている。一部には放置・再発に伴って悪性度が増す (未分化転化)ことが知られており、未分化転化した甲状腺未分化癌の転帰は急速で約6か月前後と云われているが、疾患の稀少性から標準的取扱いについての検討がなされていなかった。

我々は、日本内分泌外科学会と日本甲状外科学会員を中心として甲状腺未分化癌研究コンソーシアム(ATCCJ)を設立し、本邦における甲状腺未分化癌取扱いの実態を明らかにするとともに、新しい甲状腺未分化癌の治療方法を模索してきた。本法人は、ATCCJの分科会であるATCCJ前向き化学療法検討委員会より発足したものである。

本法人の重要な事業は、

  1. 甲状腺分化癌の標準的治療の普及
  2. 放射性ヨード内用療法に追随する甲状腺分化癌の新しい治療方法の開発
  3. 甲状腺未分化癌の標準的化学療法の確立
  4. 甲状腺未分化癌の日本での治験機関としての中心的役割

の、4つを柱として展開される予定である。

いずれにせよ、甲状腺癌に関わる未解決の諸問題の探索的検討に向けて、全国的ネットワークの構築と、維持・運営に中心的役割を果たしていく所存である。

平成24年12月3日
NPO法人 TODoc ネットワーク
代表 神森 眞

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役員一同

理事長 神森 眞
国際医療福祉大学 臨床医学研究センター 教授
財務理事 伊藤 研一
信州大学乳腺内分泌外科 教授
実務理事 小野田 尚佳
大阪市立大学乳腺内分泌外科 准教授
広報理事 杉谷 巌
日本医科大学大学院医学研究科
内分泌外科学分野 大学院教授
理事 杉野 公則
伊藤病院 副院長
理事 鈴木 眞一
福島県立医科大学甲状腺内分泌講座 主任教授
理事 東山 卓也
隈病院外科
理事 原 尚人
筑波大学乳腺甲状腺内分泌外科 教授
理事 吉田 明
神奈川県立がんセンター 乳腺内分泌外科部長
監事 宮内 昭
隈病院 院長

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NPO法人 TODocネットワーク 会員募集

NPO法人 TODocネットワークでは趣旨・目的にご賛同いただける施設のご参加を常時募集しております。

入会をご希望の方は、下記の申込書をお送りください。

定款

構成

寄附

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